ソーシャルゲーム今後
投稿日時:2014-03-06 04:55:04
ソーシャルゲームは、現在過渡期を迎えつつあるといえるだろう。スマートフォンでできることは多種多様であるものの、通信速度の遅さや(メーカーによる)OSの不自由さが足を引っ張っている状態である。
そんな中でもIT技術によって大ヒットしているゲームは存在している。例えばパズル&ドラゴンズなどは、ハード能力的にはスマートフォンで出来るだけのことしかやっておらず、最新のハードに比べると迫力には欠ける。しかしゲームデザインの秀逸さと、成長要素を取り入れたバランスによって売り上げを伸ばしている。
一方で、絵と声でマニア層を引き付けることに特化したゲームもある。ガールフレンド(仮)というゲームは、人気声優を多数登用することによって、カードゲームとしては異例の登録者数400万人以上(運営発表)を達成した。ゲーム自体は平凡であるが、魅力のあるコンテンツを使えば人を集められる良い例である。
IT業界は頭の固い人間が多く、また失敗が許されない体質のせいで新しいアイデアは中々出てきにくい。ソーシャルゲームのメインストリームはこうした従来のものをなぞる形になるだろうが、新興IT会社の勢力の台頭にも期待したいものだ。
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